こんにちは、事務担当のサトウです。
先日、人生で初めて「駅のホームで線路に靴を落とす」というアクシデントに見舞われました。
毎日ヒールを履いて通勤していて、いつかやりそうだな…と注意はしていたのですが、ついにやってしまいました。しかも台風が直撃、通過したあとの朝の新宿駅。歩くのも大変なほど、人であふれていました。
人が多すぎて駅員さんもどこにいるか分からない、しかも靴は片方履いていないし、遅刻してしまうかもしれない。どうしよう…と、焦りすぎて顔面蒼白になっているところに、隣で一部始終を目撃していたサラリーマンの方が、「それじゃ歩けないから、駅員さん探してきます」と言ってくれたのです。さらに、近くにいた人も「あっちに駅員さんいますよ!」と声をかけてくれました。
おかげで無事、靴を取り戻すことができ、助けてくれた方に丁重にお礼を言って別れました。
あの人がいなかったらどうなっていたんだろう…と思うと同時に、こんないい人がいるんだと心が温まる出来事でした。今後、困っている人に遭遇したら私も絶対に助けてあげようと思いましたし、それが特別なことではなく、普通に出来る人になりたいと思いました。
こういうことは、仕事でもプライベートでも同じで相手に対して、また一つ一つの事に丁寧に向き合えば、必ずあとに繋がるものがあるのではないかと思うのです。
仕事でもプライベートでも、人間関係はとても大事な部分を占めると私は思っていて、円滑な人間関係を築く為には、まずは自分が変わらなければいけない、と社会人になってから思うようになりました。
現在の事務という仕事では、取引先と直接顔を合わせる事は少ないですが、電話で多くの取引先の方と話すことになります。顔が見えないからこそ、相手を不快にさせない、自分だったらどうしてほしいかを考えて行動できるように、と心がけています。
自分が相手に対してどのように接するかで、相手もそれ相応の対応になるのは当然ですよね。
今回のアクシデントは、私にとって嫌な出来事ではなく、人の優しさに触れることが出来た貴重な経験になりました。でも、また親切な人が居合わせるとは限らないので、再び靴を落とさないように今まで以上に気を付けようと思います。
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