こんにちは。事務担当のサトウです。
先日興味深い記事を見つけました。
「フジッコのお豆さん~♪」のCMでおなじみのフジッコで、
「フルーツセラピー」というゼリー商品が販売されているのはご存知でしょうか?
暑いこの季節、冷たいデザートの需要が高まる時だと思いますが、
消費者の選択肢が増えたことによって、ゼリー商品の市場全体は低迷しているのだそうです。
なるほど、今はゼリーやアイスだけでなく、
シュークリームやケーキなども簡単にコンビニで手に入る時代ですから。
ちなみに、気になって調べたところ、ゼリーは20代が好きなスイーツの10位圏外のようです。
こちらのサイトに調査記事が詳しく掲載されています。
流行に敏感?な20代の意識から探る、いまどきスイーツ事情。 http://www.macromill.com/honote/20161004/report.html
低迷する市場の中にあってフジッコの販売するゼリー商品は売り上げを伸ばし、
競合商品を押さえてついにトップに立ったそうなのですが…
なぜそんなに売れているのか?
しかもあまりゼリー商品のイメージがなかった(私はですが・・)フジッコ。
そもそもは、ナタデココの唯一の国産メーカーである利点を活かし、
ゼリーを作ろうというところから市場への参入が始まったようです。
ゼリー市場のトップを取った4つの要因
記事からおおまかに売れる仕組みづくりの要因を読み取ると、
・従来のものと差別化を図り、品質重視
・消費者を飽きさせない為の早いサイクルでの商品開発
・商品の付加価値や新しい提案
・答えを現場(売り場)から考える
このような4つの要因が考えられるようです。
こうみると、自分とは全く違う業界の話だと思って読んでいたものが、
違う業界であっても何かのヒントになりそうだな、と思えてきました。
どの項目も、取り扱うものが記事のように食品でなくともあてはまりそうですし、
確かにそれぞれが実現できれば売れる商品が作れそうです。
これを実現させることこそが難しいとは思うのですが…
どう実現させるのかはいったん置いておいて、
こういった記事を読むこともそうですが、様々なところにアンテナを張り、
色々な情報を目にし、必要なものをチョイスすることで、
意外なところから新しい発想やアイデアが生まれそうですし、
ちょっと意識を変えるだけでも、いつもの景色が違って見えてきそうですよね。
それは仕事以外でも役立つことがありそうです。
私もそういう意識を持てたら、もっと柔軟な発想が出来るようになるのかも…と感じました。
視点や意識を変えることもそうですし、様々なアンテナを張るということ。
今回の記事でも、現場から考えたからこそ、売れる仕組みを作り上げることができた!
ということを踏まえると、やはりお客様と接点を持ち続けることや、
いろんな意見を吸い上げることが大事だと言えるのではないでしょうか。
▽前回の記事はこちらから