若者よ、小銭を握りしめて銭湯に行こう!

こんにちは、中野です。あっという間に師走ですね。年の瀬といっても過言ではない。このままだとあっという間に年末年始。みなさん、大掃除や年越しの準備はそろそろじゃないでしょうか。一年を振り返ってみるのにもいい機会だと思います。

一年を振り返るといろんなことがありました。いいことがあった人も、いまいちだった人も、今年の疲れは今年のうちに癒しましょう。でもあれですね、癒されたい…って思ってる人、お金積まないといけないんじゃないかって考えていませんか?

あるんです。460円(東京都内では)で極上の癒しを提供してくれる“熱い”施設が。中野の家の近くでいうと、寿湯という熱い施設があります。この寿湯、名前から察する通り、銭湯です。あれ?でも、銭湯じゃなくて家で半身浴すればいいし、とか思っていませんか?いや、違うんです。銭湯と風呂は似て非なるもの。銭湯と風呂は全く違うんです!今日は普段のブログとは趣向を変えて、銭湯の価値について“熱く”力説したいと思います。

見直そう、銭湯の”アツさ”を

当たり前のように銭湯について書きだしてますが、実は銭湯、ひそかにブームなんです。とはいえ、全盛期には全国で1万7,000件あった銭湯も、今では2,600件ほどに。経営者の高齢化と後継者不足、利用者の減少による経営状態の悪化による廃業が積み重なっています。

なぜ「銭湯」は減少を続けているのか exciteニュース
https://www.excite.co.jp/News/society_g/20171104/Myjitsu_030448.html

これではいけないと立ち上がったのが、20代から30代の若者。あんまりイメージないですよね。銭湯ってなんとなく、年配の方が利用するものだって思っていませんか?あるいは、家族連れで利用するものだったり。たしかに、ぼくがよく利用する銭湯も、3/4は年配の方です。地域性もあるかもしれませんが。

銭湯復興のカギは、WebサイトやSNS

なぜ20代から30代の若者が立ち上がったのかというと、一言でいうとSNSの為せる技とでもいいましょうか。下のツイートは、今年の2月につぶやかれた、東京都のすべての銭湯、スーパー銭湯、日帰り温泉、サウナの情報をマップにまとめたものです。リツイートはおよそ2万件。

情報拡散の力、恐るべしといったところです。

ほかにも、「銭湯」で検索するだけでも

【公式】東京銭湯/東京都浴場組合
東京銭湯-TOKYO SENTO-
銭湯ぐらし

などさまざまなWebサイトが充実しています。情報の発信をWebやSNSで行うことで、若者にリーチが効くようになったのでしょう。しかもWebサイト、単なる情報発信だけでなく、そこにストーリーが見られるような連載記事や対談もあり、読み物としておもしろいものばかりです。なにか、あるものを盛り上げようとする方法のヒントがここにあるような。

銭湯というなんとなくレトロなイメージをひっくり返して、新しいコミュニケーションツールとして活用する。銭湯をコミュニティ化する。これを若者が若者のためにやっていることが、今、銭湯がブームになっていることの要因ではないでしょうか。

でも、銭湯の醍醐味って、やっぱり広い湯船で肩までつかることですよね?

銭湯神ヨッピ―がおすすめする交互浴

銭湯の利用方法といえば広い浴場で肩までじっくり浸かってのぼせるギリギリまで我慢して風呂上りのコーヒー牛乳…だけではありません。プロ無職で銭湯神と名高いヨッピーさんが提唱する交互浴がめちゃくちゃおすすめなんです。

交互浴とはなにか。

すなわち、熱い湯船にじっくりと浸かった後に、水風呂にイン。その後また熱い湯船に入り、再度水風呂に。そしてまた湯船に…と交互に繰り返すのが交互浴です。

その効果、絶大らしいです。界隈では、この交互浴によって疲れを癒すことを「整ってきた」というのだとか。

交互浴は、その効果は医学的に証明されていません。個人の主観によるものですので、無理のない範囲で利用されることをお勧めします。

もちろん、中野も試しております。なかなか平日には銭湯に行くことはできないので、休日に利用することが多いのですが、まさに「整ってきた」ということを頭ではなく、身体で理解することができています。

交互浴については、こちらの記事がめちゃくちゃに参考になるんでぜひご一読を…!

銭湯神ヨッピーが語る!東京都内のおすすめ銭湯&交互浴のススメ(旅行・おでかけコミュニティ SPOT -スポット-)
https://travel.spot-app.jp/tokyo_sento_yoppy/

というわけで、何かとあわただしい年末。たまにはゆっくり肩まで湯船に浸かって、今年一年の振り返りをしてみてはいかがでしょうか。温泉ももちろん素晴らしいですが、身近にある極楽、ぜひ体験してみてください!

※下の記事とのギャップ、今更ながらすさまじいですね…

▽これまでの記事はこちら
『働き方改革』は『働かせ方改革』ではないかというお話
ユニークな社内制度が採用と広報の武器になる?
「ギガが減る」という言葉とユーザー目線について

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